横浜町田ICロジスティクスセンターの完成予想図(資料:オリックス不動産)
横浜町田ICロジスティクスセンターの完成予想図(資料:オリックス不動産)

 オリックス不動産は2009年11月、東京都町田市で物流施設「横浜町田ICロジスティクスセンター」の建設に着手した。2011年6月に完成する予定だ。施設への入居企業も募集している。

 横浜町田ICロジスティクスセンターの建設地は東名高速道路の横浜町田インターチェンジから約300mの場所にあり、国道16号に面している。3万4642m2の敷地に、地上4階建て、延べ床面積7万7889m2の物流施設を建設する。各階にトラックバースを備え、複数のテナントが入居できるマルチテナント型とする。施設には環境に配慮した設計を取り入れて、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)のAランクの取得をめざしている。壁面緑化や自然植生の採用、太陽光パネルの設置などにも取り組む予定だ。

 オリックス不動産は、2011年までの2年間で、物流投資事業に総額約400億円を投じる。今後、小牧物流センター(愛知県小牧市、延べ床面積2万55m2、2010年10月完成予定)、川越ロジスティクスセンター(埼玉県川越市、延べ床面積5万8698m2、2011年1月完成予定)、市川千鳥町ロジスティクスセンター(千葉県市川市、延べ床面積7万2035m2、
2011年2月完成予定)の建設を進める予定だ。

開発名:横浜町田ICロジスティクスセンター
所在地:東京都町田市鶴間1610-1ほか
面積:土地3万4642.36m2、延べ床7万7889.49m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC造、4/0
事業主:オリックス不動産
工期:2009年11月~2011年6月