虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業(資料:虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合)
虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業(資料:虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合)

 森ビルは2009年10月、虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合が、虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業の建設工事に着手したと発表した。森ビルは同組合の参加組合員で、設計統括を担当する。2012年6月の完成を目指す。

 開発地は地下鉄六本木一丁目駅から徒歩5分、神谷町駅からは徒歩6分、両駅のほぼ中間地点にある。周辺には各国大使館やホテルが立ち並んでおり、通りを隔てた北側にはスウェーデン王国大使館がある。

 同組合は面積約1万5880 m2の敷地に、地上47階地下4階建ての複合棟と、地上6階地下2階建ての住宅棟を建設する。延べ床面積は2棟合わせて14万3720m2の規模だ。複合棟は3階~24階を住宅、25階~47階を事務所として使用する。

 開発地は政府が都市再生緊急整備地域に指定する「環状2号線新橋周辺・赤坂・六本木地域」の中にあり、このエリアではアークヒルズや泉ガーデンに続く大型複合施設となる。

開発名:虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業
所在地:港区虎ノ門5丁目、六本木1丁目
最寄り駅:地下鉄六本木一丁目駅徒歩5分
面積:土地約1万5370 m2(C-1地区)、約510 m2(C-2地区)、延べ床約14万3720m2
構造、階数(地上/地下):RC造、47/4階(複合棟)、6/2(住宅棟)
住戸数: 250(複合棟)、33(住宅棟)
事業主:虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合
設計者:森ビルほか
施工者:大林組ほか
工期:2009年10月~2012年6月(予定)