アドバンス・レジデンス投資法人と日本レジデンシャル投資法人は9月25日、合併契約を締結した。2010年3月1日に合併し、3月2日に新投資法人が上場する予定だ。

 合併方式は新設合併方式とし、既存の2投資法人は解散する。アドバンス・レジデンスの投資口1口に対して新投資法人の投資口3口を割り当て、日本レジデンシャルの投資口1口に対して同2口を割り当てる。新投資法人の名称はアドバンス・レジデンス投資法人とする。

 なお、8月6日に公表した基本合意の段階では、アドバンス・レジデンスを存続法人とする吸収合併方式を予定しており、日本レジデンシャルの投資口1口に対してアドバンス・レジデンスの投資口0.66口を割り当てる計画だった。新たな投資法人としての姿勢を明確に打ち出すために、新設合併方式を採用した。

 両投資法人の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメントとパシフィックレジデンシャルも同日、合併契約を結んだ。ADインベストメントを存続会社とする吸収合併方式で、新会社名はADインベストメント・マネジメントとする。