独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)は2009年8月、多摩市落合2丁目にある東京厚生年金健康づくりセンターサンピア多摩(ウェルサンピア多摩)を一般競争入札で売却すると発表した。最低売却価格は24億4300万円だ。10月2日まで入札参加の申し込みを受け付け、10月15日に入札を実施する。

 東京厚生年金健康づくりセンターサンピア多摩は京王線・小田急線多摩センター駅から徒歩10分、多摩中央公園に隣接している。サンリオピューロランドにも近い。体育館やプール、結構式場などを備えた宿泊施設で、1987年にオープンした。土地面積は1万6770m2、建物は地上7階地下1階建て、延べ床面積2万1882m2の規模だ。宿泊室数は66。2007年度の年間収入は約8億円で、年間の延べ利用者数は約34万人となっている。

 RFOは同施設の駐車場も一般競争入札により売却する。駐車場の土地面積は7229m2、最低売却価格は11億5700万円だ。こちらも10月15日に入札する。

[物件の概要]
名称:東京厚生年金健康づくりセンターサンピア多摩(ウェルサンピア多摩)
所在地:多摩市落合2-31-1ほか(地番)
最寄り駅:京王線・小田急線多摩センター駅徒歩10分
面積:土地1万6770.66m2、延べ床2万1882.31m2
構造、階数(地上/地下):RC造、7/1
竣工:1987年
最低売却価格:24億4300万円

名称:東京厚生年金健康づくりセンターサンピア多摩の駐車場
所在地:多摩市落合2-32(地番)
面積:土地7229.35m2
最低売却価格:11億5700万円