ジノンハウスホテル沖縄完成予想図(資料:ジョイント・コーポレーション)
ジノンハウスホテル沖縄完成予想図(資料:ジョイント・コーポレーション)

 ジョイント・コーポレーションは2009年7月、沖縄県宜野湾市でリゾートホテル「ジノンハウスホテル沖縄」を開業する。客室数は177。同社が開発する初のオリジナルブランドのホテルとなる。

 建設地は那覇空港から車で約30分、東シナ海に面した宜野湾市西海岸地域にある。沖縄コンベンションセンターや宜野湾マリーナ、海浜公園などが集積し、既存施設の拡充や整備に加えて、商業施設の開発が進められているエリアだ。

 ジノンハウスホテル沖縄は地上12階建て、土地面積1万4574m2、延べ床面積1万8858m2の規模だ。全室にリビングとキッチンがついており、中長期の滞在者にも対応できる。1階にはレストランや屋外プール、2階にはツアーデスクなどを備える。ホテル運営はグリーンホスピタリティーマネジメントに委託する。

 ジョイントコーポレーションはオリックスの資本参加を受け、主力の分譲マンションのほかに商業施設の開発も積極的に進めている。aune(あうね)シリーズを熊本市や千葉市に開業したほか、2009年秋には京都駅近くに延べ床面積15万m2のVINOWA(ヴィノワ)をオープンする予定だ。ジノンハウスホテル沖縄の隣接地にも商業施設や高級ホテルを建設する計画だったが、2009年4月時点では白紙となっている。


開発名:ジノンハウスホテル沖縄
所在地:沖縄県宜野湾市宇地泊浜原558-8(地番)
交通:那覇空港から車で約30分
面積:土地1万4574m2、延べ床1万8858m2
構造、階数(地上/地下):RC造、12/0
客室数:177
事業主:ジョイント・コーポレーション
設計者:浅井謙建築研究所
施工者:國場組
工期:2008年3月~2009年6月(予定)
開業:2009年7月
運営者:グリーンホスピタリティーマネジメント