札幌市中央区のメルパルク札幌跡地で3月18日、大型商業施設のマルヤマ クラスがオープンする。同施設は、三菱地所と丸紅が共同で建設を進めていたもので、2008年5月に着工した。

 マルヤマ クラスは高級住宅地として知られる円山地区の一画にある。札幌市営地下鉄東西線の円山公園駅に直結している。土地面積は約7700m2で、三菱地所が2007年6月に入札で旧日本郵政公社から約42億円で取得した。その後、土地の持分35%を丸紅に売却した。 施設は地上5階地下1階建て、延べ床面積約2万8900m2、店舗面積は約1万4400m2の規模だ。190台分の駐車スペースを備える。

 メーンテナントはダイエーと、コナミスポーツクラブ 札幌円山だ。このほか物販や飲食、サービスなどの店舗が入居し、計82店舗が出店する。地下1階には薬局や100円ショップなどの生活用品、地上1階はダイエーなどの食料品、2階はファッションや雑貨、3階はクリニックやレストランというフロア構成になる。4階~5階はスポーツクラブが入居する。

[施設の概要]
名称:マルヤマ クラス
所在地:札幌市中央区南1条西27丁目1-1(住居表示)
最寄り駅:地下鉄円山公園駅直結
面積:土地約7700m2、延べ床約2万8900m2、店舗約1万4400m2
階数(地上/地下):5/1
店舗数:82
駐車台数:190
竣工:2009年