産業ファンド投資法人は2月17日、劣後特約付きの投資法人債を発行することを明らかにした。発行総額は80億円で、割当先は三菱商事となる予定だ。劣後投資法人債は、通常の投資法人債と違って、銀行からの借り入れを含む一般債権に対して返済順位が後になる(劣後する)。負債でありながら自己資本に近く、取引金融機関のLTV(Loan to Value)算定から除外される。調達資金を借入金の返済に充ててLTV水準を引き下げることで、財務基盤を強化するねらいがある。

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