クリード・オフィス投資法人は1月9日、かつてのスポンサー会社であるクリードの経営破綻が投資法人の運営に与える影響はないと発表した。投資法人の名称を「ジャパン・オフィス投資法人」に変更する方針も明らかにしており、3月の投資主総会で決定する予定だ。

 同投資法人の運用会社ジャパン・オフィス・アドバイザーズ(旧クリード・リート・アドバイザーズ)は、2008年12月にクリードが株式を譲渡したことで、いちごアセットトラストの100%子会社となった。運用会社とクリードとの間に、資本や人的な関係はなくなっている。

 クリードは1月9日、負債総額約650億円を抱えて、東京地方裁判所に会社更生手続きを申請した。