不動産会社のトーセイは12月5日をめどに、同業のフレッグインターナショナル(本社:渋谷区)からアセットマネジメント子会社を買収する。社名はフューチャージメントで、運用資産残高は約410億円ある。

 トーセイは不動産の転売、開発事業を収益の柱とする一方、安定収益源として外部の投資家を対象とした私募ファンドの運用を拡大している。これまでトーセイ本体と子会社のトーセイ・アセットマネジメントで運用してきた資産に、フューチャージメントの資産を加えると約1790億円になる。

 フューチャージメントの株式取得と同じ日に、役員改選を行い社長も変更する予定だ。