ギンザ ジーキューブの完成予想図(資料:東京ガス)
ギンザ ジーキューブの完成予想図(資料:東京ガス)

 東京ガスは、中央区銀座7丁目の銀座ガスホール跡地で建設している店舗ビルの名称を「GINZA gCUBE(ギンザ ジーキューブ)」に決定したことを明らかにした。商業テナント全8店も決まった。施設は9月13日にオープンする。

 GINZA gCUBEは中央通り沿いで建設が進んでいる。ビルの名称は、東京ガスグループ約3万人を対象とした公募で決定した。地上12階地下2階建て、延べ床面積5333m2の規模となる。店舗面積は3891m2で、スウェーデンのファッションブランド「H&M(エイチ・アンド・エム)」が日本初出店するほか、「鎌倉山」「柿安」などの飲食店が入居する。フロアの一部を食に関する情報発信拠点「Studio +G Ginza(スタジオ プラスジー ギンザ)」として利用し、料理セミナーや食育教室などを開催する。ビルの運営・管理は三井不動産が担当する。

 銀座ガスホールは2006年3月に、老朽化を理由に閉鎖された。新たな建物の設計、施工は鹿島・清水建設共同企業体が担当している。ビルの外観はガスの炎をイメージしたデザインとなる。

[施設の概要]
開発名:GINZA gCUBE(ギンザ ジーキューブ)
所在地:中央区銀座7-9-15(住居表示)
最寄り駅:地下鉄銀座駅徒歩5分
事業主:東京ガス都市開発
面積:土地479.43m2、延べ床5333.46m2、店舗面積3891.71m2
階数:12/2
テナント数:8
設計・施工:鹿島・清水建設共同企業体
着工:2007年6月
開業:2008年9月(予定)