今年で20回目を迎えたMIPIMは3月13日、4日間の日程を終えて閉幕した。
会議そのものは暗い話題で持ちきりだったが、そこは業界で年に一度の祭典のこと、一歩会場外に出れば華やかな演出が目に付く。旧知の仲間との再会を楽しみにやってくる人も多く、日が暮れるころにはあちこちのレストランや、ヨットハーバーに係留された船上からパーティーの歓声が響いてくる。
現在の市況下ではいささか浮世離れした様子にも見えるが、人脈がすべてを決めるグローバルな投資の世界を知れば納得がいく。ファンドマネジャーたちはこうしたパーティーで投資家やレンダーと知り合い、百億円単位の商談をテーブルの下で進めていくのだ。
以後2ページにわたり、会場外の様子のフォトレポートをお届けしよう。