日経アーキテクチュア 年間購読のお申し込み この号を購入 PDFダウンロード(有料会員) 2015年4月25日号 特集 実務を変える「省エネ新法」 建築物の省エネ対策をめぐるルールが大きく変わる。最初の一歩となるのが、政府が3月に通常国会に法案を提出した「建築物省エネ法」だ。大規模な非住宅建築物は、新築時などに省エネ基準への適合が義務付けられる。性能確保へ要となるのが、創設される「省エネ適判制度」だ。義務化は2017年にスタート。2020年へ向けて対象が段階的に広げられる見通しだ。大幅な規制強化を見据えて、すでに技術開発や市場開拓の動きは加速している。省エネ促進が社会の課題になるなか、建築実務者の創意工夫が求められている。 ニュース クローズアップ 高性能品の減衰能力が大幅に不足東洋ゴムの製造能力に疑問符 【追跡・免震偽装】 ニュース 時事 引き渡しから20年超えでも損害賠償が請求しやすくなる民法改正でリスク増す設計者 都市機構は「管理能力の欠如」と責任追及復興事業の宅地造成で施工不良 危険性を市町村長が判断する基準を具体化「特定空き家」を判断する指針案 新国立競技場完成後に“玉突き移転”都が神宮外苑の再開発で覚書 大和ハウス工業が“生涯現役”制度を導入 インテリアプランナーの資格を見直し ニュース プロジェクト 高浜市が建物を賃借し2億円の支出を削減民設民営で新市庁舎を整備 避難経路を新設して各用途変更に適合複数の用途変更で築古ビルを再生 相欠きと木製ダボで接合隈氏が台湾で木組みのパビリオン ニュース 技術 戸建て木造住宅の対策費用を半減既存壁を壊さずアラミド繊維で耐震補強 最上階のむち振り現象を抑制国家戦略特区向けに「ダブル免震」 人を動かすプレゼン アストリッド・クライン氏 マーク・ダイサム氏 クライン ダイサム アーキテクツ共同主宰 後編「納得」生む仕掛けを身近な場で繰り出す 特集 実務を変える「省エネ新法」 「適判」で縛り誘導策で競争促す 設備はもちろん意匠や構造の実務にも影響省エネ基準適合義務化の全貌 【新法を徹底解説】 性能向上へ省エネ建材・設備の選択肢が増える賃貸アパートで高断熱追求 【変わる技術】 評価手続きの簡便化で普及へ既存建物に広がる省エネ評価 【変わる表示制度】 意匠・設備・構造のチームワークが問われる設備提案力で差がつく時代へ 【求められる職能】 トピックス 「見せる補修」を経て大天守が白く強く白すぎ姫路城復活 フォーカス建築 女川駅、女川温泉ゆぽっぽ(宮城県女川町) 発注:女川町 設計:坂茂建築設計 施工: 戸田建設羽ばたく姿の膜屋根に復興への思い託す フォーカス住宅 代田の町家(東京都世田谷区) 設計・監理:アトリエ・アンド・アイ坂本一成研究室 施工:工藤工務店新たな住み手が40年前の姿に再生 建築巡礼 プレモダン編 大正期 旧京都中央電話局西陣分局舎(NTT西日本西陣別館)(1921年)夭折の建築デザイン 新製品 玄関ドアドアリモ 浴室Remore(リモア) 水栓金具アクアオート Aタイプ 屋根材エアーフレッシュ急々勾配(11~15寸対応) 誘導標識NEL-IC1515-2ほか 実務に役立つ法令解説 第4回 今回のKey Word 2項道路、条例、行政代執行拡幅用地内の支障物撤去に行政代執行の適用を検討 仕上げトラブル撃退法 第1回 今回のKey Word 長寿命建築、維持保全思わぬトラブル防ぎ、意匠性と躯体保護を両立 建築ブックス 著者に聞く 深刻化する地下の漏水トラブル、発注者にも分かりやすく解説見えない建築地下防水の見える話 岡本 肇・田中享二編著 建築ブックス 新刊 豊川斎赫(さいかく)編著、岸和郎・原研哉監修丹下健三が見た丹下健三 北村喜宣・地域科学研究会編行政代執行の手法と政策法務 布野修司著景観の作法─殺風景の日本 「菊竹学校」編集委員会編著菊竹学校 加賀谷哲朗著沢田マンションの冒険 読者から/編集部から 読者から/編集部から 日経クロステック Special 建築・住宅 木質建築空間デザインコンテスト受付開始