日経アーキテクチュア 年間購読のお申し込み PDFダウンロード(有料会員) 2014年9月25日号 住宅特集 成熟日本の「脱・内向き」プラン 「脱・nLDK」─。奇抜な住宅プランについて建築家が語るとき、よく口にする言葉だ。「大量生産による規格型住宅」への反発は今も根強い。だが、そうして生まれた「脱・nLDK」型の住宅の多くもまた、社会全体の成長を背景にしたものであった。時代は成熟期へと移った。シェア居住や環境重視など、成長期とは明らかに異なる住宅ニーズが顕在化してきている。それらに応えるには、内と外、自己と他者、私生活と社会生活を「緩くつなぐ」仕掛けが求められている。戦後住宅の変遷も踏まえ、今後の住宅プランの行方を探る。 ニュース 時事 新国立競技場に導入の可能性もETFEフィルムが指定建築材料に 都がコスト縮減の見直し状況を公表東京五輪3施設が基本設計へ 国交省が2015年度予算で「コンパクト+ネットワーク」推進「地方創生」へ都市集約化を加速 建設地の偏りやサービス水準の問題を議論サ付き住宅の補助制度見直し 空き部屋を外国人向け宿泊施設に 東京駅周辺で外国人向け案内システムを実証 横浜の傾斜マンションで新たに杭長不足 特定天井の定期報告を義務化 ニュース プロジェクト 国交省の木造先導事業で新たな挑戦ユニット工法で中規模木造 施工性や耐震性が評価され高齢者施設に採用ベルギーで日本の木造軸組み工法 ニュース 技術 セメント一切使わずに高炉スラグで代用コンクリートのCO2排出を8割減 電力使わず機械仕掛けで油圧ダンパーが動作巨大地震でも2段階のロック機構で免震 人を動かすプレゼン SALHAUS共同主宰 安原幹氏、日野雅司氏、栃澤麻利氏 前編あえて2案ぶつけ対話の糸口つかむ 住宅特集 成熟日本の「脱・内向き」プラン 内外を緩くつなぎ他者と関わる 「大量生産」「規格化」への反発が原動力に戦後住宅60年史 成長期の間取り攻防 特殊解を超える変革の予兆 「食堂付きアパート」「NAVI STRUCT HOUSE 2」成熟期のプラン 内外・自他・公私を「緩くつなぐ」仕掛け 特殊解を超える変革の予兆 「川西の住居」成熟期のプラン 内外・自他・公私を「緩くつなぐ」仕掛け 特殊解を超える変革の予兆 「kotoriku」成熟期のプラン 内外・自他・公私を「緩くつなぐ」仕掛け 7つのキーワードで探るこれからの住宅「脱・内向き」解読 家を再び社会につなぐ TARGET 2020 インタビュー ソフトな行政で各分野の知恵や行動を引き出す2020年以降に何を残すか成熟国家のやり方で照準 トピックス 「2026年竣工」はガウディの遺志か完成急ぐサグラダ・ファミリア フォーカス建築 オガールベース(岩手県紫波町) 発注:オガールベース 設計:らいおん建築事務所・木村設計A・T JV 施工:橘建設「専用体育館+宿泊」異例の複合で集客 建築巡礼 プレモダン編 明治期 日本銀行本店本館(1896年)鏡の国の建築家 新製品 太陽電池太陽電池一体型目隠しルーバー 205タイプ 自動ドアダブルスライド自動ドア(直付タイプ) 制振装置V-RECS 2×4〈SG〉 防音ルームナサール 外装材AT-WALLガーディナル プラータVZ 発注者目線の仕事術 第9回 今回のKey Word 基本設計、実施設計、改正品確法、告示15号、特記仕様書改正品確法の施行で重要さ増す基本設計 ひび割れトラブル完全克服法 第20回 今回のKey Word ひび割れ誘発目地、断面欠損率目地が効かない? 屋上のパラペット 読者から/編集部から 読者から/編集部から 日経クロステック Special 建築・住宅 設備・建材活用の現場から(3)−ボアシス 木質建築空間デザインコンテスト受付開始