国土交通省が2008年8月29日に発表した08年7月分の住宅着工統計では、新設住宅着工戸数は9万7212戸、前年同月比19.0%増と13カ月ぶりに増加した。久しぶりの増加は、昨年6月20日に施行された改正建築基準法による影響で急激に落ち込んだ昨年7月の数字が比較対象になったため。季節調整済みの年率換算値は114万4000戸。 利用関係別の内訳を見ると、持家(前年同月比23.1%増)、貸家(同22.7%増)、分譲住宅(同12.7%増)のいずれも前年同月比で増加に転じた。 マンション(非木造・共同住宅・分譲住宅として分類)の着工件数は全国ベースで1万4105戸(同15.9%増)。昨年7月(1万2165戸)が一昨年7月より前年同月比で17.0%落ち込んでいた反動が出た形で、単月で見ると着工戸数は2年前(06年7月)の水準にほぼ戻った。
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