国土交通省が2008年6月30日に発表した08年5月分の住宅着工統計では、新設住宅着工戸数は9万804戸、前年同月比6.5%減と11カ月連続で減少した。4月(8.7%減)に続いて減少幅は縮小した。季節調整済みの年率換算値は107万2000戸。 利用関係別の内訳を見ると、持家(前年同月比5.7%減)、貸家(同8.6%減)、分譲住宅(同3.1%減)のいずれも、前年同月比での減少基調は続いている。 マンション(非木造・共同住宅・分譲住宅として分類)の着工件数は全国ベースで1万5459戸。持家、貸家、分譲住宅で前年同月比マイナス基調が続いているなか、マンションは唯一、4.0%増とプラスに転じた。プラスになったのは11カ月ぶり。
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