国土交通省が2008年5月30日に発表した08年4月分の住宅着工統計では、新設住宅着工戸数は9万7930戸、前年同月比8.7%減と10カ月連続で減少した。3月(15.6%減)にいったん拡大した減少幅は再び縮小した。季節調整済みの年率換算値は115万1000戸。 利用関係別の内訳を見ると、持家(前年同月比7.8%減)、貸家(同5.3%減)、分譲住宅(同10.4%減)のいずれも、前年同月比での減少基調は続いている。 マンション(非木造・共同住宅・分譲住宅として分類)の着工件数は全国ベースで2万889戸、同10.7%減。10カ月連続で減少したが、減少幅は3月に比べると半分程度に縮小し、昨年6月の改正建築基準法の施行後、月単位では初めて2万戸台を回復した。
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