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これからのマンション管理を考える

マンションは「住むためのもの」であることを、まず考えるべき/冨田路昜氏と語る(第4回)

2008/12/17

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村井 あちこちの自治体に行ってマンション管理関係の会合に参加していますが、最近は町内会も管理組合も一緒の会合が結構増えてきているので驚いているんです。いままでのように“管理組合、管理組合”とマンションだけの独自性を強調する考え方は通じなくなってきちゃっているのかもしれませんね。 だからセミナーでも“管理組合というのは区分所有者の団体です”、“区分所有法はこういっています”なんていうことは言わないほうが、話が通りやすいわけですよ。そういう視点で説明の内容を組み立てておかないと、「地震が来たらどうしますか」、「ごみを捨てるときはどうしますか」といった説明ができなくなります。 …… 冨田 区分所有にしたがために管理組合と自治会の話がごちゃごちゃになってしまって、うちはどっちだみたいな話になりますけれども、それがさっきの利用権だとか居住権だとかというふうに変われば、一つの町会でしかないわけです。元は何かと言ったら住宅は「住むためのものであること」、「住んでいること」が一番重要なわけですから、もう1回見直すべきだと思います。 いくらマンションを持っているからといって、そこに住まずにその地域のことは何もしないで家賃で儲けているだけの人のことを心配してあげる一方で、こちらのほうがゴミ問題でガシャガシャになってしまうのだったら、それを言ってももういいのではないかなと…。特に大地震のときなんか管理組合とか自治会とか縦に割っている余裕はないのですから…。 村井 最近のように空き家が出始めると、いままで話してきたようなことも、全然成り立たなくなっちゃうわけですよ。 だからいま結論なんか出せるわけはないけれども、いままで頭の中にあったマンションのイメージは、そろそろリセットしてもう一度見直す必要がありそうだということはたぶん間違いないですよね。

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