村井 単純な建て替えじゃなくて、社会資産として、その集合住宅がその地域に建ち続けながら存在意義を全うできるような管理手法を考えることで、一つの答が出てくるんじゃないかという気もしますが…。 米山 私は法律の専門家ではないですが、区分所有をファンドに売るんじゃなくて、自分たちが区分所有権をもっていて、それを現物出資するような形でファンドを組織してという、そのような形で……。 村井 それがいまの法律で可能なのか、私にも、そこはよくわかりませんけれどね。 米山 民間事業者にすべて売るんではなくて、つまり、管理組合法人みたいなものが一種のファンドというか、現物出資という形のファンドになって、それだけではお金が足りないところもあるので民間の資金も呼び込むという形ですね。 出資する民間事業者との折り合いをどう付けるかという問題はありますけれども、そういうことかなと、いま思いました。
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