対談「これからのマンション管理を考える」に登場いただいている米山秀隆さんは、先週取り上げた論文「マンションの終末期問題と新たな供給方式」の冒頭で、区分所有のマンションという居住形態の抱えた「最も根本的な問題」は、「建築物には物理的な耐久性があることから、同じ建築物を未来永劫、区分所有することができないという問題である」と記しています。 この論文を読んで私が最も共感した部分の一つが実はこの記述だったのですが、ちょっと説明を要するので、先週はあえて触れませんでした。ここで米山さんが指摘しているのは、「所有権」と「区分所有権」の根本的な違いだと思います。
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