そこにあるものを買うのと、これから出来るものを買うのは似ているようで大違い。本来であれば、自分の目で確認できるほうが安全性や確実性はより高いと思うのですが、マンション(建物)は事情が異なるようです。まだ現物を見ることができず、誰が住んでいるかもわからない新築マンションのほうが、流通量では中古マンションを圧倒しています。 東京都によれば、07年12月現在、都内のマンション流通市場に占める中古マンションの割合は14.7%に過ぎません。07年3月にまとめた「東京都住宅マスタープラン」では、中古住宅流通の割合を2015年に25%まで拡大する目標を掲げています。 そのうえで中古住宅流通の促進策として、昨年は『安心して住宅を売買するためのガイドブック 戸建住宅編』を公表。この8月末には、中古マンション(ガイドブックは「既存マンション」と表現しています)に絞り込んだ第二弾のガイドブック『マンション編』をまとめました。
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