国土交通省は4月10日、「マンション管理の新たな枠組みづくりに関する調査検討報告書」を公表した。報告書は区分所有者以外の第三者をマンションの「管理者」に選任して管理を任せる「管理者管理方式」と、マンションの建物・敷地全体の管理・処分を外部機関に信託する「信託活用方式」の二つを検討。「管理者管理方式」については本格的導入を前提に具体的な対策を練り、「信託活用方式」についてはさらなる検討を要すると結論付けた。同省は今後、この報告書の内容を踏まえて、現行のマンション管理制度を改める具体的政策の検討に入る。
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