LIXILは3月1日、建物の外壁面に沿って流れる風の特性を活かして自然換気する、ビル向け換気ユニット「シーガルウィンドウ」の販売を全国で開始した。
シーガルウィンドウには2枚の障子が縦に並んでついており、それぞれ反対方向に開く。一方の障子で風をとらえて他方で排気するため、風の流れが生まれ、片面開口空間でも自然換気が可能になる仕組みだ。初夏、春や秋の中間季は、空調を使用しなくても快適に過ごすことができる。
開口幅を180mm(有効開口110mm)とし、外部侵入や乳幼児の転落を防いで安全性を確保した。オペレーターを操作して、きめ細かく風量を調整できる。また、オペレーターと締り装置を無目周辺にまとめて、操作性の向上を図った。新築だけでなく改修にも対応する。
カラーはシルバー、NTBグレー、NTBステンカラー、NTB2号(ライトブロンズ)、NTB4号(ダークブロンズ)、NTB5号(ブラック)の6色。参考価格は段窓仕様H=1800・RC枠シルバーのものが税、組み立て代、取り付け費、運賃別で5万6900円。
このほか、2013年2月25日から3月1日に発表されたものを中心に、編集部が注目する新製品・サービスを紹介する。