●シリーズ名:サンブレロ

 店舗向けの「サンブレロ」と住宅向けの「サンブレロII」を統合。新製品を加えて新たに「サンブレロ」としてリニューアルした。店舗向けだけではなく、健康や環境に配慮した戸建て住宅での需要の高まりを受けて、さまざまな条件の開口部に対応する製品4タイプをそろえた。また、光触媒コートを施した防汚テント用の生地に、グレー、ベージュ、紺の3色を加えて計7色に充実させた。そのほか、ポリエステル生地18色、アクリル生地2色を用意している。

 オーニングを窓の外側に設置すると、ブラインドやカーテンを室内に設置した場合と比べて、約10倍の日よけ効果を発揮するという。紫外線をカットし、冷房負荷を軽減。CO2を削減する効果も期待できる。

 住宅向けに追加した新製品は、「サンブレロType01」。施工時に、テントの引き出し角度を15度、30度、45度の3段階から選んで設置できる。テント収納時は、モダン住宅の外観に調和するシンプルなボックス形状になるようにした。操作方法は4種類。手動式、リモコン式、電動式のほか、風力・陽光センサーに対応する自動式から選べる。間口のサイズは、関東間と関西間のともに、1間、1.5間を用意した。出幅は1327mmと1521mmがある。本体色は、ブラウン、カームブラック、プラチナステン、ピュアシルバー、ホワイトの5色。同社広報室の河合知恵子氏によると、「窓まわりはサッシも含めて、本体色はプラチナステンの人気が高い。シンプルモダン系の住宅には、シルバーの需要が多い」という。

 価格は、手動式、間口1間(関東間)×出幅1521mm、防汚テント仕様の場合、21万円。


 「Type02」は、施工時にテントの張り出し角度を12~20度の間で微調整できる。薄型設計なので、シャッターボックスとバルコニーの間など、狭いスペースへの設置ができる。間口は、関東間と関西間ともに、0.5間刻みで1~2.5間をそろえた。出幅は、1250、1565、1901mmがある。

 価格は、手動式、間口1間(関東間)×出幅1565mm、防汚テント仕様の場合、19万9500円。


 「Type03」は、施工時にテントの張り出し角度を15~75度の間で、7.5度刻みで設定できる大型のオーニング。商業施設や公共施設での採用を想定した製品で、間口と出幅のサイズのバリエーションが豊富だ。間口は、関東間のみを用意。サイズは、1~2.5間までは0.25間刻みで7種類、3~8間までは0.5間刻みで11種類をそろえている。出幅は、1000~3500mmまで500mm刻みで6種類がある。

 価格は、手動式、間口1.25間×出幅1500mm、防汚テント仕様の場合、20万2230円。


「Type04」は、垂直アーム式で、テントを任意の角度で止めることができる。最大角度は160度まで。リモコン式を追加して、2階の窓でも使いやすくした。間口は関東間と関西間ともに、0.5間、0.75間、1.5間、2間がある。奥行きは、600mmと900mmがある。

 価格は、リモコン式、間口0.5間×奥行600mm、防汚テント仕様の場合、16万8630円。


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