西武池袋線の石神井公園─大泉学園間約1.2kmの上り線が1月25日、高架に切り替わった。同区間の下り線は2013年11月に切り替わっており、これで1971年に桜台─石神井公園間が都市計画決定されて以来進められてきた、同線の連続立体交差化が完了した。
今回高架化が完了した石神井公園─大泉学園間約1.2kmは、練馬高野台─大泉学園間約2.4kmを高架化する「西武池袋線(練馬高野台駅─大泉学園駅間)連続立体交差事業」の2期区間。同事業は2005年6月に都市計画決定され、2007年5月に事業認可された。事業者は東京都で、立体交差化の事業費は約383億円、複々線化を含む総事業費は約509億円。うち、国と都、練馬区が約306億円、西武鉄道が約203億円を負担している。