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TARGET2020 1st Stage テクノロジー・ディスカッション

建物だけでなく免震・制振技術で生活機能を守る

ディスカッション Part. 1:プレゼンテーション(5)  人口地盤免震/都市機能維持

2014/12/15

前田隆氏 まえだ・たかし オイレス工業代表取締役副社長 京都大学工学部卒、富山県生まれ。1977年オイレス工業入社。軸受部門の営業部長、事業部長を経て2006年に取締役、11年に代表取締役副社長、13年に免制震事業部長を兼任、現在に至る(写真:栗原克己)

 当社の主力製品は油を使わないオイルレス・ベアリングであり、この製品は「オイレス工業」という社名の由来でもある。建設分野では、油を使わずにスムーズに物を動かすという当社の技術を、温度変化によって桁が伸び縮みする橋の支承に応用し、さらに地震や突風に対する動きを抑制する免震や制振装置などの開発につながった。
 これまでの耐震、制振、免震技術は、巨大地震から建物や橋梁などの構造物を守る機能、倒壊を防ぐことによって人命や交通の分断を守るための機能が求められてきた。

 そして、これからは、人の暮らしや生活を守る機能も求められくる。そのためには、上下水道、電気、ガス、通信、都市交通、物流などのライフラインや、中継所、指令センターなどを守らなくてはならない。

 当社では、建物だけでなく設備を守る、機能を守る、人の生活を守るという観点で新たなデバイスを開発し、少しずつではあるが事業展開を始めている。世の中では、発電機、変電設備、非常用の電源設備などの重要設備がまだまだ「耐震」の建物の内部に設置されている。そこで、コンクリートパネルと摩擦型の振り子免震機構を組み合わせたモジュールを建物内に敷いて免震層を形成、その上にこうした重要設備を載せて免震するという提案をしている。

●都市防災としての免震・制振
(資料:オイレス工業)

加藤光男=ライター日経アーキテクチュア

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