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TARGET2020 1st Stage テクノロジー・ディスカッション

ICTを活用して現場を遠隔監視、安全性を高める

ディスカッション Part. 1:プレゼンテーション(4)  映像検索/AR

2014/12/15

影広達彦氏 かげひろ・たつひこ 日立製作所中央研究所知能システム研究部主任研究員 1994年筑波大学大学院修士課程修了。中央研究所にて画像処理認識技術の研究開発と応用展開に従事。セキュリティー製品や、インフラ関連の運用保守事業への技術展開を推進中(写真:栗原克己)

 当社では、社会インフラ事業の拡大・海外展開に伴い、施工やO&M(Operation and Maintenance)の現場作業員の安全確保などに向けた作業支援システムの開発を進めている。例えば、セキュリティー用途として2008年ごろから開発してきた大規模監視システムを、プラントモニタリングに使う実証実験を2010年ごろに始めた。遠隔地からリアルタイムでモニタリングを行い、現場作業員の安全性を高めている。

 ここでは、膨大な量の映像から必要な映像を検索する技術を使っている。全カメラの撮影映像の中から、人間の顔を認識した映像や、何らかの動きを検知した映像など、重要と思われる映像を自動的にピックアップして伝送する。重要とは考えられない映像は伝送しないことで、新興国などネットワークの帯域に制限がある現場でもシステムが使える。また、管理サーバーに蓄積した画像の中から、指定した画像に類似した画像を検索する機能も開発した。

 電力プラントなどの大規模な施工現場のIPカメラはパン、チルト、ズームを遠隔地から操作できる。動きを検知したカメラ映像を自動的に優先表示するほか、現場マップと連動し、管理者が見たいカメラ映像を指定して表示することもできる。帯域幅をさらに節約するため、動画撮影から、静止画を複数回撮影してパラパラ漫画のように見せる方式に切り替える機能も付与した。

●大規模監視システムのデモ画面
重要と思われる映像を自動的にピックアップして、狭い帯域でも大規模監視を可能にした(写真・資料:日立製作所)

赤坂麻実=ライター日経アーキテクチュア

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