最優秀はリアスホールなど、省エネ照明デザイン賞

2014.01.09

　環境省は1月9日、優れた省エネ効果を高いデザイン性を両立させている施設に与える「省エネ・照明デザインアワード」の2013年度の受賞施設を発表した。

　公共施設・総合施設部門には「大船渡市民文化会館・大船渡市立図書館（リアスホール）」、商業・宿泊施設部門には「ダイエー相武台店」、「まち、住宅、その他施設部門」には「高輪フォーラム」をそれぞれグランプリに選んだ。

　リアスホールは「建築物と融合した省スペース型LED照明で斬新な空間を創出」と評価された。同施設は新井千秋氏が設計し、2008年に完成した。09年度日本建築大賞や10年（第51回）BCS賞などを受賞している。東日本大震災では津波被害を免れ、避難所として使われた。

　1月21日に東京都千代田区のイイノホールで開く「省エネ・照明デザインフォーラム2013」で表彰する。

　以下は発表資料。

「第4回省エネ・照明デザインアワード（平成25年度）」のグランプリ決定と表彰式の開催等について（お知らせ）

　環境省では、CO2排出量が1990年比で約５割増加している商業施設やオフィス等の業務部門のうち、その約２割を占める照明について省エネ対策をより一層推進するため、優れた省エネ効果と高いデザイン性の両立を達成している施設を表彰する「第４回省エネ・照明デザインアワード（平成25年度）」を行うこととし、昨年８月から募集を開始しました。本アワードには51件の応募があり、このたびグランプリ及び優秀事例の受賞施設が決定しましたので、下記のとおりお知らせします。

　これらの施設は、１月21日(火)に開催される「省エネ・照明デザインフォーラム2013」にて表彰、紹介します。また、特設ホームページ（http://shoene-shomei2013.jp/）でも紹介していますので、御参照ください。

１.「省エネ・照明デザインフォーラム2013」開催概要

【名称】省エネ・照明デザインフォーラム2013
　　　　～省エネ照明から考える魅力的な空間づくり～
【日時】１月21日（火）13：00～16：00(開場12：30)
【会場】イイノホール＜定員500名＞〔東京都千代田区内幸町２丁目１-１〕
【主催】環境省
【協力】一般社団法人日本照明工業会、光文化フォーラム
【プログラム】
- 　13:00～13:35
  　省エネ・照明デザインアワードのグランプリ及び優秀事例表彰
- 　13:35～14:10
  　基調講演「日本における省エネ型照明の進化と、ヨーロッパの最新事例」
  　石井幹子氏(石井幹子デザイン事務所代表／照明デザイナー)
- 　14:30～16:00
  　パネルディスカッション
  　「受賞施設に見る省エネ・照明デザインの今、そして未来」
  
  　＜パネリスト＞（五十音順、敬称略）
  - 　・石井幹子（石井幹子デザイン事務所代表／照明デザイナー）
  - 　・大谷義彦（元日本大学教授／工学博士）
  - 　・落合勉（M&Oデザイン事務所代表／照明デザイナー）
  - 　・泥正典（日本照明工業会専務理事）
  - 　・山倉礼士（月刊商店建築編集長）
  　＜モデレーター＞
  - 　・小林光（慶應義塾大学教授／工学博士）

【入場料】
無料（事前登録制）
【申込方法】
申込みフォーム（http://shoene-shomei2013.jp/forum-submit.html）からお申込みいただけます。
または、チラシをダウンロードし、必要事項を記載の上、ファックスにてお申込みください。Fax：03-6420-2192
【チラシのダウンロード】
http://shoene-shomei2013.jp/download/forum-info.pdf
【問合せ先】
「省エネ・照明デザインアワード事務局」
Tel：03-5720-3759（受付時間/平日10：00～17：00）
E-mail：info@shoene-shomei2013.jp