2013年夏、熊本県南東部の人吉市に、木造2階建て、延べ面積約1700m2の「熊本県立球磨工業高校管理棟」が完成した。地元産のスギの製材を束ねて「壁柱」とし、これを組み合わせて空間をつくる独特の構造形式を取っている。木造を提案した理由や、完成までの苦労を、設計を手掛けたワークステーション(横浜市)の高橋晶子、高橋寛の両氏に聞いた。
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