フジタは11月25日、オオバとの共同企業体が仙台市内で最大級の土地区画整理事業に業務代行者として参画することが決まったと発表した。仙台駅から南へ約6km、市営地下鉄南北線富沢駅から施行区域の中心部まで約1.5kmという立地。面積は約72ha、関係権利者は約290人。医療福祉関連施設も整備する方針だ。

 以下は発表資料。


仙台市内最大級の土地区画整理事業 医療福祉施設との連携による高付加価値型のまちづくりの推進

 株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田卓司)は、株式会社オオバ(本社:東京都目黒区、社長:辻本 茂)と共同企業体を組成し、仙台市富沢駅西土地区画整理組合(以下「本組合」という)が施行する「仙台市富沢駅西土地区画整理事業」(以下「本事業」という)に、業務代行者として参画することが決定しました。本年9月27日に業務代行契約を締結、当社は造成工事及び組合事務局運営を担い、株式会社オオバは調査設計業務を担い、本事業を推進して参ります。

 本事業は、仙台駅から南へ約6km、仙台市営地下鉄南北線富沢駅より施行区域内中心部まで約1.5kmという立地で、施行区域面積約72ha、関係権利者数約290名という、仙台市内では最大級の規模の土地区画整理事業です。

 当社と株式会社オオバは、双方が持つこれまでに培った街づくりのノウハウを本事業に結集させ、新しいまちの付加価値を高めて、住宅地を主体とした高品質な街づくりを提案して参りました。本事業では、幹線道路沿いには商業施設等の生活サービス施設の立地を図り利便性を向上しつつ、高齢化社会を見据えて安心して暮らせる街づくりに欠かせない医療福祉関連施設も整備する方針です。これら施設の包括的なネットワークをつくり、いつまでも健やかな暮らしが続く「サスティナブル・ライフ・タウン」というコンセプトのもと、街づくりのトータルプロデュースを通して、クオリティ・オブ・ライフを実現させ、安心・安全・快適な付加価値の高い、高品質な街づくりを推進して参ります。

事業名称 仙台市富沢駅西土地区画整理事業
事業主体 仙台市富沢駅西土地区画整理組合
所在地 仙台市太白区富沢及び富田地区内
業務代行者 フジタ・オオバ共同企業体
権利者数 約290名
施行面積 約72ha
事業期間 2013年8月8日~2020年3月31日
土地利用計画 住宅用地(戸建住宅等)約26.2ha
 沿道業務用地(商業施設等)約12.0ha
 業務用地(医療福祉施設等)約8.3ha
 公共施設用地(道路・公園・調整池等)約25.5ha
計画人口 約2,330人

まちづくり完成イメージ図
まちづくり完成イメージ図

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