2013年に完成する注目の建物やインフラ施設、開業する商業施設をまとめました。東京・渋谷の東急東横線の地下化、新しい歌舞伎座「GINZA KABUKIZA」、大阪では「うめきた」が街開きします。
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渋谷・東急東横線地下化ほか
鉄道地下化で渋谷駅再開発に拍車
東京・渋谷駅付近では東急東横線の地下化が完了。駅全体の再開発も本格化する。新名神高速道路では、凍結が解除された区間の建設が始まり、未着工区間が無くなる。さらに、新石垣空港が開港し、新空港の整備は一段落する。[本文]
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GINZA KABUKIZA
新しい歌舞伎座は4月2日開場、座席はゆったりと
松竹は、建て替え中の歌舞伎座(東京・銀座)を2013年4月2日に開場する。新しい劇場は柱を無くして、座席をひとまわり大きくするほか、古典芸能を紹介するギャラリーも併設する。[本文]
建て替え進む歌舞伎座、昔はこんな建物だった
2013年4月の開業を目指して建設が進む歌舞伎座(東京・銀座)の全貌が見えてきた。低層部の劇場はまだ外装工事が残るものの、地上29階建ての高層部はほぼ外観が分かる状態となった。[本文]
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グランフロント大阪(うめきた=梅田北ヤード)
「うめきた」施設概要を公表、新たな大阪の玄関口に
JR大阪駅北側の再開発地域「うめきた(梅田北ヤード)」の先行開発プロジェクトとして建設中のビル群「グランフロント大阪」。開発事業者12社などが10月3日、施設概要を公表した。街開きは2013年4月下旬の予定。[本文]
「うめきた」高層ビル4棟、完成まで1年を切る
再開発が進む大阪駅北地区、通称「うめきた」では、高層ビル4棟の建設が進んでいる。うめきた先行開発区域プロジェクト「グランフロント大阪」だ。[本文]
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JPタワー商業施設「KITTE」
時間と空間をつなぐ、隈氏設計のJPタワー商業施設
日本郵便は10月23日、東京駅前の高層ビル「JPタワー」の低層部に設ける商業施設の名称を「KITTE(キッテ)」に決定し、2013年3月21日に開業すると発表した。[本文]
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羽田クロノゲート(ヤマト羽田物流センター)
【スゴイ現場】“花びら”開いて大空間
1枚約90tの巨大なプレキャストコンクリート(PCa)板が円形に並んだ姿は、まるで花びらのよう。鉄骨屋根を持ち上げながら「花びら」が開くと、大空間の体育館が半日で上棟する――。2013年9月の完成を目指し、建て方が急ピッチで進んでいる。[本文]
もはや倉庫ではないヤマトHDの羽田物流ターミナル
ヤマトホールディングスの次世代型物流施設「羽田物流ターミナル」が、羽田空港に隣接する敷地で年明けに着工する。設計は日建設計、施工は鹿島が担う。総事業費は約1400億円だ。[本文]
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JR神田万世橋ビルほか
旧万世橋駅の遺構を生かし商業施設に
東京・神田の鉄道遺産が、その趣きを残しながら新たな施設へ再生しようとしている。JR神田万世橋ビルは2013年1月竣工を予定。隣接する赤レンガアーチ高架橋の開発事業に着手する。[本文]
JR東日本が旧万世橋駅赤レンガ高架橋に商業施設
JR中央線の神田-御茶ノ水間の赤レンガアーチ高架橋下に新たに店舗などを設けるほか、高架橋に残る旧万世橋駅のホームと階段の遺構を整備して公開する。商業施設の開業は2013年の春以降、遺構の公開は同年夏を目指す。[本文]
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オーク表参道
ハナエ・モリビル跡地は「オーク表参道」に
大林組と子会社の大林不動産は、東京都港区北青山3丁目のハナエ・モリビル跡地で建設を進める複合施設の名称を「oak omotesando」(オーク表参道)に決定した。2013年3月の竣工を予定している。[本文]
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クロスエアタワー
大橋JCTの空中庭園と接続する超高層マンション
首都高速3号線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクション(東京・目黒)の整備に伴って建設される42階建て超高層マンション「クロスエアタワー」2013年1月に竣工予定。 [本文]
大橋JCT換気所に屋上庭園「おおはし里の杜」が完成
首都高速3号線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションの換気所に、屋上庭園「おおはし里の杜」が完成した。首都高速道路は6月28日、報道陣に対して公開した。 [本文]
Fc200の超高強度コンクリートを採用
オフィス、共同住宅などを設置する複合ビル。Fc200の超強度コンクリートを地下2階と地下1階の一部の柱に使用した。首都高速の大橋ジャンクション屋上に設けた空中庭園と建物3階を歩行者デッキで接続する。[本文]
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ダイビル本館
大阪・中之島で民間都市再生相次ぐ
大阪・中之島の再開発プロジェクトが相次いで都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定を受けた。ダイビルと関電不動産が進める「中之島3丁目共同開発 第3期計画」と、朝日新聞などが事業主の「大阪・中之島プロジェクト」だ。[本文]
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東急東横線武蔵小杉駅
東西で超高層マンションと繋がる駅ビル、武蔵小杉駅
東京急行電鉄は、川崎市の東急東横線武蔵小杉駅の上部に駅ビルを建設中だ。駅ビルを挟む東西のエリアで建設中の超高層マンションと接続する。2013年春の開業を目指す。[本文]
駅の東西に超高層マンションを建設中、武蔵小杉
東急東横線の武蔵小杉駅の東側で約4500m2の駅前広場や商業施設、住宅棟の建設が始まった。住宅棟は地上38階・地下2階のマンション「パークシティ武蔵小杉ザ グランドタワー」で、三井不動産グループが建設している。[本文]
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諏訪2丁目住宅建て替え
640戸の団地を建て替え、多摩ニュータウンで組合設立
東京都は12月9日、多摩ニュータウンの「諏訪2丁目住宅」の建替事業で、建替組合の設立を認可した。多摩ニュータウンの分譲集合住宅として初めて住民が建て替えを決議した住宅。総戸数640戸で、全国でも最大規模の一括建て替えとなる。[本文]
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資生堂新並木通りビル
自然換気や輻射空調を導入
銀座並木通りにある資生堂本社社屋ビルの建て替え。同社はCO2排出量削減目標を掲げており、13年度は09年度比で絶対量5%削減を目指す。[本文]
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吹田千里丘計画
大阪・吹田の千里丘計画が環境貢献緑地の認定取得
大阪府吹田市で開発中の「吹田千里丘計画」が「社会・環境貢献緑地評価システム」(SEGES・シージェス)に認定された。マンション事業では全国で初めて。第一工区が2013年3月竣工予定 [本文]
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日土地虎ノ門ビル
日土地虎ノ門ビルにプラチナ、8月のオフィスビル環境認証
2013年竣工予定の日土地虎ノ門ビルなどオフィスビル4物件が、8月に日本政策投資銀行のDBJグリーンビルディング認証を取得した。[本文]
外資の誘致視野にLEED認証取得へ、日土地虎ノ門ビル
日本土地建物が環境フラッグシップビルと位置づけるプロジェクトは、雨水再利用など多彩な環境技術を盛り込む。外資系企業の誘致をねらい、米国の建物環境認証制度LEEDでゴールドの格付け取得を計画している。[本文]
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東京スクエアガーデン
【注目環境ビル】(5)日射を防ぐ1.8mの大庇
2013年春、京橋の地に緑豊かなオフィスビルができる。地上24階、地下4階建て、延べ床面積約11万7500m2の建物は、地下1階の広場から地上5階まで緑で覆われる。総緑化面積は約3000m2に上る計画だ。[本文]
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ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス
湾岸部で超高層マンション、三菱地所レジが震災後初
三菱地所レジデンスと鹿島は、東京・晴海の湾岸エリアに地上49階建ての超高層マンションを建設して、2012年1月下旬から三菱地所レジデンスが販売する。同社が湾岸部で物件を販売するのは東日本大震災後初めてで、大規模な地震に対応する災害対策基準を適用する。[本文]
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七ヶ浜町遠山保育所
利用者との議論を建築化した保育所、若手の設計プラン(16)
2011年3月11日の東日本大震災で被災した保育所の建て替えプロジェクト。設計者の高橋一平氏は同年11月の公開プロポーザルで選ばれた。[本文]
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(仮称)小松駅東交流センター
波打つスラブで風景や人の流れを変える、若手の設計プラン(14)
科学とものづくりをテーマに人材育成や産業振興を図るため、JR小松駅前に拠点施設を建設する――。石川県小松市は2011年に設計プロポーザルを実施、選ばれたのが伊藤麻理氏率いるUAoなどによるチームだ。[本文]