Vol.007 「水」から考える
目次
-
山梨氏が語る「発注者も社会も満足させる水の使い方」
インタビュー:日建設計 執行役員、設計担当プリンシパル、設計部門デジタルデザイン室長 山梨知彦氏
「住むところは水辺が多い」「山派と海派がいるとすれば、僕は海派」という日建設計の山梨氏。雨水の気化熱でビルを冷やす「ソニーシティ大崎」のような建築と一体化して水を使うアイデアはどこから生まれるのか。(聞き手は前・日経アーキテクチュア編集長、真部 保良、現・日経BP社インフラ総合研究所)
-
石川直樹氏――自然を受け入れ、自分を変える“冒険”
「水を語る」 写真家 石川直樹氏
「都市で生きる人たちは、自分を環境に合わせていくという強さを失いつつある」。こう話すのは、世界中を旅し続ける写真家、石川直樹氏だ。
-
長沼毅氏――気候の激甚化で、都市は地産地消に
「水を語る」 広島大学大学院 生物圏科学研究科 准教授 長沼 毅氏
“科学界のインディ・ジョーンズ”こと長沼毅氏。南極、北極、砂漠、深海、地底……地球上の辺境を飛び回り、過酷な環境に生存する生物の探索、研究を続けてきた。最近の著書では、関心領域を人類や文明、都市の起源や未来にまで広げている。
-
前谷裕一氏――花と水が自然らしさをもたらす
「水を語る」 フラワーアーティスト/空間デザイナー/プロデューサー 前谷裕一氏
「ショッピングモールに花が飾ってあって、きれいだなと思って近寄ってみたら造花だったりする。それだとやっぱりがっくりきますよね。ところが、これが生花だと『すごいね、ここ』という反応が返ってきます。生花を飾るだけで贅沢な空間を演出できるのです」
-
北山孝雄氏が語る「大切な資産としての“水辺”」
インタビュー:北山創造研究所代表 北山孝雄氏
「街は日常生活の必需品」「モノを持つことよりも、生きる糧になるようなコトに皆が対価を支払うようになってきた」――。こう語る北山氏は全国各地でにぎわい創出をプロデュースしてきた。そこでは「水辺」をどう生かしてきたのだろうか。(聞き手は前・日経アーキテクチュア編集長、真部 保良、現・日経BP社インフラ総…