日向灘連動ならマグニチュード9も
続いて、4月8日付の日経新聞は、「『東海、東南海、南海』地震、日向灘連動ならM9も」とする記事を掲載。「東海・東南海・南海地震の連動性評価」に関して、次のように伝えた。
「研究メンバーの古村孝志・東大教授らは4つの地震が連動したと仮定してコンピューター上でシミュレーションしたところ、当時の津波や地盤沈下の様子をうまく再現できた。4地震の連動で、四国西部沿岸や九州太平洋側の揺れは想定の1.5倍、津波の高さは1.5~2倍の5~10mに達する恐れがある」
4連動し、かつ時間差発生した場合、浜岡原発における津波高はどれくらいになるのか。福島第一原発のようなミスを決して繰り返さないためには、最悪のケースを想定し、直ちに対応策を講じるのが防災対策の鉄則である。