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ケンセツ的視点

家電量販店で窓を販売、エコポイント争奪戦が始まる

2010/01/20

 「消費者が窓を選ぶということは少ない。ぜひ、この機会に性能などに興味を持ってもらいたい」(YKK APの堀秀充・取締役上席常務)――。国土交通省が「住宅版エコポイント制度」のポイント数などの詳細を発表した1月15日、YKK APとビックカメラは「省エネ内窓の普及促進に関する基本協定」を結んだ。サッシメーカーと家電量販店が連携する異色の組み合わせだ。

 ビックカメラの店舗で、エコポイントの対象となるYKK APの省エネ内窓「プラマードU」を予約販売する。ビックカメラは1月16日から有楽町店本館など4店舗で予約販売を開始。1カ月以内をめどに、さらに5店舗に展開していく計画だ。YKK APはビックカメラへの商品提供や店舗での商品説明のほか、技術面での対応に協力する。取り付け工事は、ビックカメラと取引のある工事会社が担当する。

省エネ内窓のディスプレー。ビックカメラ・ラゾーナ川崎店に設置したものだ。店頭にサンプルを置くことで、効果を実感できるようにする(写真:ビックカメラ)

 協定の締結によって、両社は新たな需要の掘り起こしを狙う。ビックカメラは、エアコンやLED照明などの購入に、ポイントが充てられることを見込む。YKK APは従来の流通店、工務店ルートのほかに、家電量販店という流通チャンネルを手に入れることになる。

 「家電量販店という流通ルートでは、恐らく初めての取り扱いとなる」。会見に臨んだビックカメラの加藤周二・取締役CSROは、こう続けた。「YKK APの内窓は、電源の要らない空調機器のようなもの。しかも、この商品については、他の新築やリフォームと違って、一級建築士による確認の必要がない。工業製品と同じような形で、品質保証書があって、製品番号がある。家電エコポイントと同じ形で販売できる。我々が扱っている省エネ型のエアコン、太陽光パネルといった機器と同様の扱いができる」。

佐々木 大輔ケンプラッツ

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