ケンセツ的視点

住宅版エコポイント、“一石二鳥”の皮算用

2009/12/18

住宅版エコポイント
リフォーム
住宅
前原誠司
予算
補正予算
省エネ
断熱
民主党政権
特集:住宅エコポイント

 エコ住宅の新築やエコリフォームを促進する「住宅版エコポイント制度」の創設が正式に決まった。政府が打ち出した追加経済対策の目玉で、1000億円を投じる。低迷が続く住宅市場の活性化を後押しする狙いがある。温室効果ガス削減と景気対策を兼ねた“一石二鳥”の政策だ。制度の大枠は固まったが、ポイントの発行手続きや使い道など詳細は決まっていない。見切り発車の新制度は、果たしてエコ住宅普及の起爆剤になるか。

 住宅版エコポイント制度は、一定の省エネルギー性能を満たす住宅の新築や、省エネを促進するリフォームに対し、ポイント(1点が1円に相当)を付与する制度だ。対象は、戸建てやマンションなどの住宅で、持ち家だけではなく、賃貸も含む。補正予算の成立日以降に工事が完了し、引き渡された物件という条件だ。

 新築住宅では、非木造住宅の場合、省エネ基準を満たし、高効率の給湯機器を備えるなどして、省エネ法で設定する住宅の目標基準(トップランナー基準)に相当すると認定してもらう必要がある。木造住宅の場合は、省エネ基準を満たせばよい。

 リフォームでは、二重サッシ化や複層ガラス化といった窓の断熱改修、外壁や天井、床の断熱材の施工が対象になる。併せて、段差解消などのバリアフリー改修をした場合は、ポイントを上乗せする。

 国土交通省、経済産業省、環境省は12月15日、ポイント付与の対象となる新築住宅の着工時期の条件について、「09年12月8日以降の着工に限る」と発表した。12月8日に追加経済対策を閣議決定した際は「10年1月1日以降の着工」としていたが、年内の住宅着工を促す狙いから前倒しした。

12月15日に公表された「住宅版エコポイント制度」の概要(資料:国土交通省)
12月15日に公表された「住宅版エコポイント制度」の概要(資料:国土交通省)

新築は30万円程度を還元


佐々木 大輔ケンプラッツ

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読者のコメント (9 件)  ※[ログイン]すると全文表示、投稿・投票ができます
詳細がさっぱり分からず。外壁断熱リフォームて、内壁を全て壊して、断熱材を入れなおすのかな。これぽっちのエコポイントだと足らない。屋根の断熱材も吹きつけ工法であれば隙間にも入るが、180mmのグラスウールを天井に引き詰めるだけで良い訳。具体的な工事方法がないからちっとも分かりません。誰か分かる人いませんか。
ですからDIYでやりたいと書かれた人もいましたが、工事方法わかりますか。
(タロウ 2010/01/19 23:20)

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「断熱4等級」の一言で済ましてますが、この取得にかかる地域格差なんて「家賃1〜2万で都内高級賃貸」にお住まいの方々にはどうでも良い事なんでしょうね!?
以前も「冷房負荷」無視の?地域基準に呆れたモノですが、いつの時代も「東京基準」あいかわらず・・・。
(秋田北部原住民 2009/12/26 05:43)

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工務店の施工報告に頼ると規定の仕様どおりの施工になっていなかったり、契約は正規の仕様なのに施工で材料を変更するなどの危険性をはらんでいる。やはり、リフォームにおいても建築士が関与し、改修の設計、工事監理をすることで担保づけをする必要があるのではないか。
(詐欺に注意 2009/12/23 14:00)

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申請書や図面誰がどこに申請するのでしょう。?
建築士事務所でなければ申請出来ない。という風にすればそこに責任が生まれるのでチェックにはなります。ただそこに関与する報酬が問題に多分なるでしょう。しかしそこで報酬を受け取りやすいシステムがあれば建築士事務所もありがたい。
一般建設業、単なる内装業者がエコリフォームを請け負う場合は瑕疵や詐欺?行為が発生する可能性がある気がします。
結局色々な所に人工が発生すると思うので、施主含めみんなが幸せになる制度が出来る事を望みます。
(2009/12/23 09:47)

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どのくらいの還元率があるのか。きちんと工事をしたかどうやってチェックするのか。新築とリフォームでは金額が大きくちがうし。計算方法が不明。
(きになる 2009/12/22 10:23)

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同じ設計・仕様で大量建設する建売業者等は大歓迎でしょうが、日本の都市としての価値は確実に低下する制度です。
(○△□ 2009/12/21 13:05)

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エコリフォームですが、業者に依頼せず、同等の作業をDIYで行った場合どうなるのでしょうか。程度の低い業者に施工させるより、自ら実施したほうが確実な気がします。
(momo 2009/12/21 12:58)

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木造住宅の省エネ基準は次世代省エネ基準とのこと。
地元工務店の多くが、高気密性について消極的であり、次世代省エネ住宅に取り組む工務店が非常に少数の状況。
このままでは、長期優良住宅と同様に大手住宅メーカーの制度活用が中心となり、地元工務店への発注が減るのではないか?
(2009/12/21 12:10)

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長期優良住宅も同様ですが、設計時点のみの審査では実際にその通り作られているのかが疑問。
記事でも少しは触れられていますが、工事が確実に行われていることを確認する手順は必須でしょう。
このままでは業者だけが得する、ということになりかねないと思うのですが。
(2009/12/18 06:10)

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