編集方針

 日経コンストラクションの基本方針は、土木の実務に役立つ技術情報と土木建設業界の社会経済・経営情報を深く掘り下げてわかりやすく伝えることです。取材・執筆を担当する記者が土木建設業界でこれまでタブー視されてきた問題も取り上げて解決の糸口を提示し、通常の公式発表では知ることのできない情報を引き出して、読者の皆様にご提供します。小難しい話も、写真や図表を駆使してわかりやすく伝えます。月2回刊の発行頻度とインターネットでの情報提供を通じて、読者の皆様が知りたいときにタイミングよく情報提供することを心がけています。

 これまで読者の皆様にご評価いただいてきた以上のような編集方針を堅持しながら、2008年初頭から新しいコラムを3本スタートさせ、誌面を強化します。併せてニュース欄は、従来の「焦点」「時事」「プロジェクト」「海外」「技術」の5本立てから「入札」を加えた6本立てに再編し、読者の皆様の関心が高い入札情報の提供に一段と力を入れます。

新コラム「設計名人」

土木設計をリードする名人級の技術者の設計技術を紹介するコラムです。通常はなかなか表舞台に立つことが少ない設計技術者にスポットを当てながら、土木設計の最前線の動きを伝えます。狭義の設計のみならず、調査や計画も取り上げます。建設コンサルタントの技術者を中心に、場合によっては建設会社やメーカー、発注機関の技術者に登場していただく予定です。連載第1回の1月25日号では、建設コンサルタントとして積極的に技術開発に取り組む朝日エンヂニヤリング(金沢市)の徳野光弘社長の設計技術を紹介しています。工事現場をリポートする「ズームアップ」欄と同様に、土木の第一線で活躍する技術者の顔が見える誌面にしていきます。

新コラム「設計名人」
新コラム「設計名人」

新コラム「技術士一直線」

技術士試験対策のコラムです。2月8日号から約1年間にわたって連載します。技術士第二次試験は4月の申し込みに始まって年末から翌年にかけての口頭試験まで、長丁場を乗り切らなくてはなりません。このコラムでは、その時期に必要な試験対策をタイムリーにお伝えします。日常の勉強法や論文の書き方はもちろん、試験直前の対策や試験当日の注意事項なども取り上げます。雑誌でお伝えできない情報は購読者限定サイト上で提供していく予定です。「2008年版 技術士第二次試験建設部門 合格指南」(日経BP社刊)の執筆陣が、コラムの執筆を担当します。
新コラム「技術士一直線」
新コラム「技術士一直線」

新コラム「賢い電子納品」

公共事業での電子納品上の煩わしい作業を少しでも軽減し、困りごとを解消して、電子納品を効率的に進めるための作法をお伝えするコラムです。電子納品の基礎知識から実践上のコツまでを解説します。
新コラム「賢い電子納品」
新コラム「賢い電子納品」