2006/03/10
マッピング
マッピングとは3次元グラフィックスでレンダリングを行う際に、画像のクオリティを高める技術の一つで、画像などをオブジェクトの表面に貼り付けることにより、絵柄や質感を表現する手法をいう。木の木目や大理石などの模様を貼り付けるテクスチャマッピング、表面の凹凸を貼り付けるバンプマッピング、オブジェクトの透明度を貼り付ける透過マッピング、レイトレーシングを使わずに反射をシミュレートする環境マッピングなどがある。 3次元グラフィックスのクオリティを高める一つの手法として、細部までモデリングを行う方法があるが、この方法ではデータ量が多くなり、リアルタイムでの表示を必要とするゲームやバーチャルリアリティ分野では障害となる。マッピングを利用することにより、少ないデータ量、手間で、リアリティを増すことが可能となる。建築CGの場合、メインとなる建物は精緻にモデリングを行い、周辺の建物は直方体に、ファサードの画像を貼り付けるといった方法を採ることが多い。
メーリングリスト
メーリングリストとは特定のメールアドレスあてにメールを送ると,あらかじめ登録されたメンバー全員に同じメールが配信できる仕組みをいう。メーリングリストの性格により誰でも参加できる公開されたものと、非公開で許可されたメンバーだけが参加できるものがある。 掲示板型の情報共有システムは、ユーザーが掲示板を見に行く必要があるのに対し、メーリングリストでは、発信された情報がメールとして各個人に届くため、初心者にも情報を伝達しやすい。その一方で、メールの数だけネットワーク上のトラフィックが発生するため、大規模なメーリングリストの場合には注意が必要だ。同様の仕組みとしてメールマガジンがある。メーリングリストが双方向の情報交換システムなのに対し、メールマガジンは一方向で情報発信を行う点が異なるが、仕組みとしてはほとんど同じだ。 通常はメールシステムでは暗号化などのセキュリティは確保できないため、メーリングリストで重要な情報のやりとりは行うべきではない。
モデリング
モデリングとは3次元グラフィックスで対象となるオブジェクトの形状や、材質や色などの属性などをデータ化することをいう。形状データの持ち方により、線データとして扱うワイヤーフレームモデル、面データとして扱うサーフェスモデル、中身の詰まった立体として扱うソリッドモデルがある。 ワイヤーフレームモデルはデータが軽いため、初期の3次元グラフィックスではよく用いられた。サーフェスモデルは、紙の模型の様にオブジェクトを面図形の集まりとして表現し、データも比較的軽い上、レンダリングによく用いられるZバッファとの馴染みも良いため広く用いられている。ソリッドモデルは物体の体積や重さ、重心が簡単に求められるほか、自由に断面を表示できるため、機械系のモデラーで用いられる。 モデリングを行うソフトウェアをモデラーという。以前はモデリングに特化した純粋なモデラーも多かったが、現在のモデラーは高度なレンダリング機能を備えたものが多い。建築分野の3次元CADソフトも、高機能なモデラーと位置づけることができる。
無線LAN
無線LANとはケーブルを使用せず、ワイヤレスで通信を行うLANのことをいう。無線LANを使用するためには、ネットワーク側に無線アクセスポイントなどの中継機器、端末側に無線LANカードなどの通信機器が必要になる。ワイヤレスの通信方式としてはIEEE(米国電気電子学会)で策定されたIEEE 802.11シリーズが一般的だ。IEEE 802.11シリーズの中で、現在普及しているのはIEEE802.11b、IEEE802.11a、IEEE802.11gの3種類で、最初に製品化された11bが最高通信速度が11Mbpsであるのに対し、11a、11gでは54Mbpsとなっている。現在販売されている機器は3方式全てに対応しているものが多いが規格が違うと通信できないので、購入の際には注意が必要だ。 無線LANは設置や移動が簡単にできる反面、セキュリティの問題がある。何も設定をせずに無線LANを構築すると、第三者から傍受されたり、不正アクセスされる危険性がある。ESS-IDやMACアドレスを使った通信制御やWEPによる暗号化を行うようにしよう。 次世代無線LANの規格として最高通信速度が100Mbpsを超えるIEEE802.11nの策定が進められ、ドラフトに準拠した製品も発表されている。今後の動きに注目したい。
無線ICタグ(RFID)
無線ICタグとは、個体識別用のID情報などを格納している小型のICチップとアンテナが組み込まれている装置のこと。リーダー/ライターと無線で通信することから「RFID(Radio Frequency Identification)タグ」とも呼ばれている。交信距離は、13.56MHzの周波数を使う場合で最大30cm、2.45GHzを使う場合は約5mである。形状はSuicaに代表されるカード型や円筒型があり、小さいものでは数ミリ程度のゴマ粒大のものもある。経済産業省の響プロジェクトでは、無線ICタグの規格統一や低価格化を目指し、コンソーシアムを結成して研究・開発に取り組み、産業での実用化に向けて期待されている。 情報の読み書きの仕組みは、リーダー/ライターからの電波で、無線ICタグに電界を発生させコイル状のアンテナに電位差が生じて電流が発生し、ICチップを起動させ読み書きが可能となる(パッシブ型)。一方、無線ICタグ自体が電源を持つもの(アクティブ型)がある。 同じ機能を持つものとしてバーコードがある。バーコードと比べて、記憶容量は1k〜4Kビットと10倍程度である。無線ICタグの値段は10円程度と高いのが欠点だが、量産されれば安くなる。長所は、電波なので近づけるだけでたくさんの無線ICタグを一度に読み書きできる(非接触)ことや、サイズが小さいのでいろんなところに応用できる可能性がある。 建設現場での適用例として、建設廃棄物の経路確認や、資材の自動検収、さらに構築物に埋め込むことでその挙動や履歴を管理することも考えられている。これから、無線ICタグが進化すれば、計測・測量機器とICタグが自律的に協調作動しあうことで構築物のライフサイクルを維持管理する上での必要な情報を自動的に的確に伝えてくれる可能性もある。
文字コード
文字コードとはコンピュータが一つ一つの文字を区別するためにつけた番号のことである。 コンピュータが文字を表示したり保存したりする場合、一つ一つの文字の形状を記憶している訳ではなく、文字の形状に割り振られた番号を記憶している。コンピュータの黎明期はアルファベットと数字しか利用できなかったが、コンピュータの能力が向上するに従ってひらがなや漢字はもちろん、アラビヤ文字やハングル文字も扱うことができるようになった。 しかし、コンピュータのメーカやオペレーティングシステムによって番号の割りつけ方が異なっていたため、様々な分類が存在し、いわゆる「文字化け」の原因になっている。日本語場合、パソコンではShift-JIS(SJIS)が用いられてきた。近年、インターネットの普及に従って、ホームページなどではEUC-JP、電子メールではISO-2022-jpが多く利用されるようになったが、文字コードの選択を間違えると文字化けが生じる。 近年、文字化けを防止する目的で国際的な統一体系であるユニコードと呼ばれる文字コードが定められ、様々なシステムで用いられるようになってきている。もちろん、文字化けは文字コードの違いだけではなく、外字や機種依存文字の利用が原因となっている場合があるので、注意しなければならない。
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