ニュース(建設IT)
目次
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住民参加とICTの活用でインフラを維持管理
ICTが解決する社会インフラの課題 第6回
近年の厳しい財政状況に加え、インフラの老朽化の急速な進行などによって、行政のみでインフラの維持管理を適切に行っていくことが困難になってきている。今回はインフラの維持管理への住民の参画とICTの活用について述べたい。
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位置情報の活用による現場点検業務の効率化
ICTが解決する社会インフラの課題 第5回
現場点検業務の効率化において大きなポイントとなるのは、高精度な位置情報の取得である。これは、ICTの活用が有効だ。今回は2つの事例(東京国際空港D滑走路および首都高速道路)の事例を紹介していく。D滑走路では、タグを活用して桁下空間の位置情報を把握し、高速道路の橋梁点検では、センサーにより、衛星の電波…
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ビッグデータ時代とデータ活用技術の最先端(2)
ICTが解決する社会インフラの課題 第4回
インフラ維持管理の分野においても、多種・多量な画像・動画データの活用への期待は高まるが、多種・多量であるがゆえに、必要な情報が抜き出せず利活用が困難になるというケースが発生する。この状況を避けるには、重要なデータを容易に選別する技術が不可欠となる。
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連載「ICTが解決する社会インフラの課題」目次
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ビッグデータ時代とデータ活用技術の最先端(1)
ICTが解決する社会インフラの課題 第3回
これまで2回に分けて、社会インフラの管理におけるセンサー情報の利活用の方向性を考えてきた。今回は、「ビッグデータ」(これまでのようなデータベース管理では取り扱うことができない極めて大量のデータ)と、代表的なデータ活用技術である「データマイニング」技術について紹介しながら、そのインフラ維持管理への活用…
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センサー情報で進化するインフラの維持管理(2)
ICTが解決する社会インフラの課題 第2回
二つの活用事例を紹介しながら、センサー情報の利活用の方向性について考えたい。これら事例では、センサー情報を外部への情報提供サービスとしても活用したり、経験知の可視化やその蓄積に活用したりするなど、センサー情報に新たな価値を付加または発見しようとしている。
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センサー情報で進化するインフラの維持管理(1)
ICTが解決する社会インフラの課題 第1回
各種センサーが導入・運用され、施設の異常の早期把握や構造物の安全性の確保などを目的として一定の効果を上げ始めている。こうした背景を踏まえ、今回は、施設管理におけるセンサーの活用状況と今後の可能性について述べる。
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データの携帯性向上でBIM活用が進む、米ベントレーCEO
米ベントレー・システムズのCEO、グレッグ・ベントレー氏が2012年5月29日に来日、講演とプレスミーティングを行った。ベントレー氏は、BIMデータのモビリティーの重要性や、海外で進む発注者側のBIM普及などについて、事例を交えながら解説した。
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クラウドコンピューティング 関連リンク集
建設・不動産クラウド革命 第13回
クラウドコンピューティングに関する主な指針・ガイドライン、認定制度、政府の研究会、関連団体の一覧を掲載する。現在の動向を知りたいときに役立つだろう。
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クラウドが拓く建設・不動産の新ビジネスモデル
建設・不動産クラウド革命 第12回
クラウドサービスは、基本的に複数のユーザーが標準化されたサービスを利用することによって様々な「知」(ナレッジ)を集積・活用できるメリットがある。今回は、こうした「知」を集積・活用している不動産業界の2つのクラウドサービス事例と、地域住民が参画する提案を紹介する。
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建設・不動産クラウドによる集合知形成の可能性
建設・不動産クラウド革命 第11回
変貌著しい建設・不動産マーケットにおいて活躍するクラウドの最新潮流を紹介するとともに、その中から、建設・不動産クラウドの“すでに始まっている”未来戦略の一端について紹介したい。
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「ストックのマネジメント」を支えるクラウド
建設・不動産クラウド革命 第10回
我が国の経済を支える巨大マーケットである建設・不動産分野が迎えつつある新しい局面を概観した上で、そこにおける建設・不動産クラウドの必要性ついて展望してみる。
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クラウドが実現する建設・不動産の事業継続(BC)<その4>
建設・不動産クラウド革命 第9回
「クラウドが実現する建設・不動産の事業継続」のまとめとして、今回は、建設・不動産の事業継続クラウドの目指すべき方向について展望する。国内における事業継続関連のクラウドサービスの動向や事例を踏まえ、今後の目指すべき3つの方向性を示す。
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クラウドが実現する建設・不動産の事業継続(BC)<その3>
建設・不動産クラウド革命 第8回
前回(第7回)は、東日本大震災後の事業継続において効果を発揮した2つのクラウドサービス事例を取り上げた。今回も引き続き、災害時に力を発揮するクラウドサービスについて紹介する。
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クラウドが実現する建設・不動産の事業継続(BC)<その2>
建設・不動産クラウド革命 第7回
建設・不動産業の事業継続(BC)を支える具体的なクラウドサービスの事例について、その概要や特徴、さらにはユーザー側の視点に立った導入の成果などについて紹介する。
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クラウドが実現する建設・不動産の事業継続(BC)<その1>
建設・不動産クラウド革命 第6回
他の業種と同様、建設・不動産業にとっても、企業としての事業継続を達成するための計画づくりと準備は、最優先で対処すべき経営課題となった。一方で、建設・不動産業は、他の業種と異なる社会的産業としての顔をもっている。すなわちそれは、大規模被災時において道路・橋梁をはじめとするインフラや業務ビルなどの建築物…
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クラウド事例(3) 省力化を超えた付加価値を
建設・不動産クラウド革命 第5回
既存の業務をクラウドに置き換えることで、これまでの課題が解決したり、新たな付加価値を生み出すケースも存在する。クラウドの活用により、ペーパーレス化、省力化を超えた導入価値が得られた事例を紹介する。
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クラウド事例(2)効率化と施工品質の確保
建設・不動産クラウド革命 第4回
施工面積当りのゼネコン社員の人数は、バブル期から半減したともいわれている。人手をかけず、品質を確保するための取り組みは、ゼネコンにとって重要課題だ。クラウドの活用もそのための取り組みの一環である。以下では、効率化と施工品質の確保に関する具体的なクラウド利用事例を概観したい。
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クラウド事例(1) 「業界プラットフォーム」による建設業務改革
建設・不動産クラウド革命 第3回
クラウドベースのITインフラが建設分野に定着しつつある。クラウドは「情報を一元管理する技術」「繋ぐ技術」でこれまでのITの導入効果を大きく上回る能力を秘めている。今回は、業界プラットフォーム化したクラウド事例を紹介する。
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「業界プラットフォーム」による情報マネジメントを
建設・不動産クラウド革命 第2回
前回のコラムでは、建設・不動産分野における「クラウドがインフラとして果たす役割」について概観した。今回は、社会インフラとしてのクラウドのもう一つの姿である「業界プラットフォーム」としての役割と可能性について概観する。