Sitelink3D(トプコン):重機や現場の動きをリアルタイムに見える化

 トプコンはGPSを搭載した3Dマシンコントロール対応の重機や、GPS測量機器の動き、工事の進ちょく状況などをリアルタイムで見える化し、施工管理が行える「sitelink3D」というシステムを開発した(関連記事)。

 施工や出来形管理に使うGPSや施工データを活用し、施工現場での重機や測量作業者の位置や動き、盛り土・切り土の形状データなどをクラウドシステムに集約し、一元管理することで、現場をそっくりそのままリアルタイムにデータ化し、共有できるというものだ。

 また、重機や測量機がネットワークでつながっているため、設計変更があった場合にも最新の施工データを重機や測量機などに配信、すぐに施工に活用できる。これまで後手に回りがちだった工程管理や原価管理を即座に行えるのが特徴だ。

sitelink3Dのイメージ図(資料:トプコン)
sitelink3Dのイメージ図(資料:トプコン)

 このシステムは既に海外で販売されているが、今年2月に日本国内でも発売されることになった。価格はオープンだが、管理対象となる重機や測量機器1台当たり、毎月2万円程度になる見込みという。