今回の建設IT注目情報 ~メガソフト「3Dマイホームデザイナー」~
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)や3次元CADなど、コンピューター上に構築した3次元モデルで建物を設計するソフトが普及しつつあります。
これらのソフトでCGパースを作ったり、建物モデルのウオークスルーを行ったりしても、普通のパソコンのディスプレーで見る限り、「奥行き感」はありませんでした。
そこで、メガソフトは2月21日に住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」シリーズの画面を、
ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
3Dテレビで立体視
できるようにバージョンアップしたのです。
市販の3Dテレビとパソコンを「HDMI」という規格のケーブルで接続し、設計中の建物などの外観や内観などをテレビの画面上で見られるようにしたものです。
大きな3Dテレビの立体的な映像でプレゼンテーションできると、より臨場感が増しそうですね。
同社は2月21日、3Dテレビへの出力機能を追加するアップデータを無償公開しました。このデータは一般ユーザー向けの「3DマイホームデザイナーLS3」(税別価格1万2000円)と、設計者向けの「3DマイホームデザイナーPRO7」(同6万円)が対象です。
今回のバージョンアップにより、3Dマイホームデザイナーのユーザーの間では、3Dテレビの活用気運が高まっています。