イエイリはここに注目した! ~ソフトボール選手の動きを見事に再現~
その作品は、青木あすなろ建設の「グラウンド施設提案VRシミュレーション」です。ある学校の体育施設の検討に使用したものでした。グラウンドや駐車場などをバーチャルリアリティーで表現し、施設管理者はもちろん、そこでプレーする選手にも見てもらって問題点がないかどうかを確認したそうです。
そこに登場したのは、ナ、ナ、ナ、ナント、
ウインドミル投法で投球
するソフトボールのピッチャーでした。
実際のピッチャーの動きをモーションキャプチャーという方法でデータ化し、バーチャルリアリティーの人物に移植して作ったそうです。そのリアルさには驚きました。この作品は審査員特別賞(芸術賞)を受賞しました。
このコンテストで使われたUC-win/Roadは、もともと道路の計画用に開発されましたが、今では、河川の計画や自然現象、災害までを表現することにも使われています。
フォーラムエイトは最近、このソフトに「クラウド機能」を追加しました。特別なソフトがなくても、ウェブブラウザーがあればどこからでも作品を見ることができます。
そこで来年、第10回を迎えるコンテストの審査会は、ネット上で開催することになりました。世界中の人々が見られるため、話題を呼びそうです。
家入龍太の公式ブログは、http://www.ieiri-labo.jp/。ツイッターは、http://twitter.com/ieiri_lab