支援ソフト活用法 蔵衛門御用達でデジタル写真をチェックする
デジタルカメラで撮影したJPEG形式の写真データには、撮影年月日やデジタルカメラのメーカー名、シャッタースピードなどさまざまな項目で構成されるExif情報が含まれている。画像編集ソフトによってはExif情報を保持する機能もあるが、通常はパソコン上で写真データを編集するとExif情報が消えてしまう。Exif情報のない画像は、編集された画像と考えて間違いない。
写真の改ざんを疑われたりすることがないように、電子納品する写真データには、すべてExif情報が含まれていることをチェックしておきたい。改ざんする意図がなくても、明るさを調整したり、縦位置に回転させたりするだけでも、写真に手を加えたことになり、通常は電子納品に使うことができない。
電子納品支援ソフトの「蔵衛門御用達」では、Exif情報の有無を、画像の取り込み時や電子納品データの出力時にチェックできる。また、アルバムのなかからExif情報のない写真を検索することも可能だ。
下の画面は、アルバムに登録した写真から、Exif情報のないデータを検索する手順を示したものだ。「Exif情報が無い画像を検索」を選択し、対象とするアルバムを選んで「検索」ボタンをクリックすると、Exif情報のない写真データを選び出せる。