今回の建設IT注目情報 ~センチュリー「USBポート2口付きOAタップ」~

 パソコンと周辺機器を接続する端子として、「USBポート」の利用は非常にポピュラーになってきました。

 内蔵バッテリーの充電用や電源用として、USBポートを利用するデジタルカメラや携帯電話をよく見かけます。

 電子雑貨などを開発、販売するセンチュリーはこうした状況に対応した新製品を発売しました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
 
USBポート付き
 
のOAタップなのです。

 この製品は「OAタップ(COT2P4U2S1)」というもので、交流(AC)100V用電源のコンセント4つとUSBポート2つ、そしてこれらの一括集中スイッチが付いています。USBポートの定格容量は5V 1A(2ポートの合計)となっています。

 机の脇に設置しやすいように、デスク固定用の金具が付いているほか、ACコンセントのうち3つが旋回式になっており、いろいろな向きにセットできるので便利です。

 さらに、最大耐電圧6000Vの雷サージ保護機能を搭載。電源プラグの刃にホコリが付着することによって起こる「トラッキング火災」を防止するキャップ付きプラグを採用するなど、安全面にも配慮しています。

USBポート付きのOAタップ。クールグレー、グリーン、ピンクの3色がある(写真:センチュリー)
ACコンセントのうち3つは旋回式になっており、上、横、下に向けて使える(資料:センチュリー)

 周辺機器を買うたびにACアダプターが付属してくるので、机の上がごちゃごちゃして困るということをよく経験します。USBポートで充電できる製品が多くなれば、このOAタップを使って、すっきりした机にできそうですね。

 USBポートを充電や電源に使う機器が増えると、住宅やオフィスの電源事情は変わっていくかもしれません。