支援ソフト活用法 写真以外のデータを登録しよう

 「蔵衛門御用達8」を使って、写真以外の工事の成果品をまとめる作業を見ていこう。蔵衛門では、表計算ソフトのエクセルと連携して成果品の元のファイルを指定し、管理情報を登録する。

 設計を担当した建設コンサルタントが図面を発注者に電子納品していた場合、発注図面も電子納品の形式になっている。この場合、登録は簡単だ。発注図面の管理ファイルを指定するだけで、すべての図面と、それに付随した情報を一度に登録できる。

 管理ファイルがない場合には、個々の図面の保存場所を指定して、手作業で登録する作業が必要になる。その際、図面ファイルが分散していると指定に手間取るので、前述したように、日常から成果品ができた段階で随時、成果品フォルダーにデータを入れておくようにしたい。

 下は図面の登録画面だ。「追加」ボタンをクリックすると「図面ファイル登録」のダイアログが現れるので、そこで「ファイルの追加」をクリックして、図面ファイルを指定する。さらに、右下の図のように、図面名と作成者名をエクセル上で入力していく。打ち合わせ簿なども同様にして、ファイルを指定する。

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「追加」ボタンをクリックして、図面ファイルの登録画面を出す。さらに、「ファイルの追加」ボタンをクリックして、図面のファイルを選んで登録する(資料:NECソフト)

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図面ファイルを登録したら、図面名と作成者名を記入する(資料:NECソフト)