支援ソフト活用法 工事写真を登録しよう

 「蔵衛門御用達8」を使って、デジタルカメラで撮影した工事写真のデータを電子納品用のデータとして登録する作業を見ていこう。

 工事が終わるまでに撮影する写真は膨大な数に上る。工事がすべて終わってから登録しようとすると大きな負担になる。写真を撮影次第、こまめに登録するようにしたい。

 個々の写真にはすべて大分類や写真区分、撮影日などの情報を付加する。支援ソフトを使えば、最初に分類名などを設定しておくだけで、自動的に個々の写真にそれらのデータを登録することができる。

写真の登録に当たって、大分類や写真区分、工種などを設定しておく。(資料:NECソフト)

 写真を選びながら登録する場合、縮小画像で表示した写真をドラッグして登録する。登録の際には、必要な写真だけを抜き出すようにする。選ぶのが面倒だからと撮影した写真をすべて登録していると、データ量が大きくなりすぎて1枚のCDに収まらなくなる恐れがある。

写真を選択し、ドラッグ&ドロップでアルバムへ取り込む(資料:NECソフト)

 蔵衛門には表計算ソフトのエクセルと連動する機能がある。エクセルを使って、分類名などのデータを効率的に一括登録することも可能だ。

一括登録画面。写真を1枚1枚確認して必要な情報を登録するだけでなく、エクセルを使って効率的に登録することも可能だ