2009/10/09
前回は、建設CALSの目的と経緯、そして、何が実施されてきたかについて、「建設CALSのこれまで」ということで解説をしました。
今回の後編では、今CALSはどうなっているのか、そして、これからどうなるのかについて解説したいと思います。
まずは、国土交通省が建設CALS実現のために実施中の「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2008(AP2008)」の概要を説明しましょう。
AP2008は2008年度から2010年度までの3カ年計画です。基本方針は、
となっています。「6つの重点分野」については、以下のように目標が示されています。(表1)
| 目標(1) | 入札契約書類の完全電子化による手続きの効率化 ・入札契約手続き書類の完全電子化による手続きの効率化により一連の調達がすべてインターネット上で可能となる。 |
目標(2) | 受発注者間のコミュニケーションの円滑化 ・情報共有システムの利活用により、発注者・受注者間のコミュニケーションの円滑化を図る。 |
目標(3) | 調査・計画・設計・施工・管理を通じて利用可能な電子データの利活用 ・必要な書類に関しては完全電子化を行うとともに、これらの流通が図れるようなシステムの構築を図る。 ・建設生産システムの全フェーズ共通して利活用が図れるような電子データシステムの構築を図る。 |
目標(4) | 情報化施工の普及推進による工事の品質向上 ・情報化施工による施工中のデータの有効活用を行い、工事の一層の品質向上とコスト縮減を可能とする。 ・建設生産システムの全フェーズ共通して利活用が図れるような電子データシステムの構築を図る。 |
目標(5) | 完全電子納品化に対応した品質検査技術の開発 ・紙と電子の二重納品を排除するための現地検査方法の開発や書類検査の省力化を図る。 |
目標(6) | CALS/ECの普及 ・各種研修や資格制度の活用等を通じCALS/ECの普及を促進させて、直轄のCALS/ECリテラシー向上、自治体のCALS/EC普及率向上を図る。 |
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次に、各目標についてのポイント説明しましょう
AP2008の6つの目標と、土工協による情報共有モデルの提案
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