自分の部屋を見わたしてみると、十数年前にはなかった様々な家電や情報、通信機器類があふれていることに気づきます。その結果、機器の周辺には電源ケーブルやUSBやLANなどのケーブル類、アンテナの同軸ケーブルなどが不格好な姿をさらしていることも多いですね。

このケーブル類をうまく収納できると部屋の雰囲気もずっとすっきりし、安全、安心、快適に暮らせるに違いありません。

そこで、パナソニック電工は様々な家電製品や配線を整理し、美しいリビング空間を作るための家具「パナソニック システムファニチャー キュビオス」の新製品を12月に発売することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、

 

収納内部の上下、左右

 

の配線を自由自在に行えるだけでなく、美しく隠すことができる「すっきり配線システム」が採用されているのです。

テレビやパソコン、電話などをすっきり収納するためには様々な種類の配線が要求されます。この製品はAC電源はもちろん、アンテナ端子や電話端子、LAN端子付きなど、必要な種類のコンセントを、必要な場所に取り付けることができるのです。そのため、棚から電源やLANなどのケーブルがだらしなく垂れ下がるようなことはありません。

奥行き300mmまたは450mm、幅400mm、550mm、800mmのユニットを組み合わせる構造になっており、部屋の幅や天井高さに合わせて注文することができます。

ユニットや扉の幅は1mm単位、高さは32mm単位で指定でき、納期は、発注から土日を除いて約6日と、短納期です。

パナソニック システムファニチャー キュビオス(画像:パナソニック電工のプレスリリースから)

よくありがちなリビングルームの配線(上)とパナソニック システムファニチャー キュビオスによる解決の例(下)(画像:パナソニック電工のプレスリリースから)

使う機器に応じて必要な場所に必要なコンセントを設けられる「すっきり配線システム」(画像:パナソニック電工のプレスリリースから)

主なテレビ収納プランの例(画像:パナソニック電工のプレスリリースから)

この製品は、配線と家具を組み合わせたことでユーザーにとっては使い勝手がよいものとなりました。一方、売り手にとっては、自社製品の付加価値を高めるためのヒントがありそうです。