電車の中で見るものと言えば、以前は新聞や雑誌などが主流でしたが、いまや携帯電話をいじっている人が圧倒的多数になりました。

メールの返事を書いたり、映画のスケジュールを確認したり、目的地までの最短の乗り換えルートを調べたり、その目的は様々です。なかには「自宅の風呂を沸かしている」という人がいるかもしれません。

東京ガスでは、2004年4月以来、外出先から携帯電話やパソコンでお風呂を沸かしたり、床暖房やガスを遠隔監視・遮断したりできる「Remote PLUS(リモートプラス)」というサービスを提供しています。このほど、このサービスが進化し、

 

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、

 

インターホンシステム

 

と合体することになったのです。

 

合体する相手は、パナソニック電工のマンション向け生活支援システム「エミット・マンションシステム」です。このシステムも外出先から携帯電話で来客があった旨のメールを受けたり、玄関の鍵をかけたりすることがで きます。

二つのサービスが合体すると、一つの画面からガス関係とインターホン関係の機器をまとめて操作できるので、我が家の「ポータルサイト」のような便利さを提供してくれそうですね。

パソコンでの操作イメージ。「エミット・マンションシステム」と合体したメニュー画面(左)と「Remote PLUS」の画面(右)(資料:東京ガス)

システム構成図(資料:東京ガス)

東京ガスの「Remote PLUS(リモートプラス)」の主な機能 (資料:東京ガス)

パナソニック電工の「エミット・マンションシステム」の主な機能(資料:東京ガス)

これまで別々の会社が提供してきたサービスが合体するに当たり、マンション内で両社の機器を接続する工事は必要ありません。