首都圏でも朝はめっきり涼しくなり、スーパーマーケットでは早くも鍋物コーナーが開設されているのを見かける季節になりました。

鍋物に欠かせないのがカセットコンロ。安全で手軽に扱える調理器具として普及し、燃料のガスボンベはどこでも安い値段で入手できます。

この“国民的エネルギー源”に注目したホンダは、来春、画期的な製品を発売することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、

 

カセットボンベを燃料

 

としたガスパワー発電機なのです。

「エネポ(ENEPO)」と名付けられたこの携帯式発電機は、小型のキャスター付きトランクのようなスマートな外観で、「どこでもコンセント」という商品コンセプトで開発中とのことです。

来春、発売されるカセットボンベを燃料とした発電機「ENEPO」(写真:ホンダのプレスリリースから)
今年3月に発売されたカセットボンベを燃料とした耕うん機「ピアンタ」(写真:ホンダのプレスリリースから)

ホンダは今年3月にカセットボンベで動く耕うん機「ピアンタ」を発売し、既に6000台を販売しています。土を耕す機械だけに、カセットボンベを燃料としているとはいえ、それなりのパワーがあるようですね。

「エネポ」の出力も、テレビやパソコンといった家電機器はもちろん、電動工具やガーデニング機器などにも使えるレベルのようです。