クレーンなどの背の高い重機類や、足場などの仮設材が多い工事現場では、地震の揺れによる被害が発生しやすいため、特に注意を払わなければいけません。

地震の揺れが現場に到達する前にアラームを出す緊急地震速報は、防災のうえで有効なシステムです。しかし、価格や設備などの問題から、大規模現場以外では導入が難しい面もありました。

そこで、伊藤忠テクノソリューションズは緊急地震速報の配信会社であるANETと協業して、緊急地震速報と気象情報をインターネットで配信する工事現場向けの新サービス「EQ+(イーキュープラス)」を開始することになりました。いわゆるASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)型のサービスです。

その料金は1現場当たり月額3万円(税別)。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、

 

1日約1000円で使える

 

という低価格が魅力なのです。

緊急地震速報を受信したパソコンには、「緊急地震速報を受信しました」というポップアップ画面が開いて予想震度と到達までの残り秒数が表示される仕組みです。

「EQ+」による緊急地震速報や気象情報の伝達例(画像:伊藤忠テクノソリューションズのプレスリリースから)

さらに、広い現場内で働く人々にも、即座に緊急地震速報を知らせるために、こんな機能も付けられるのです。