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イエイリ建設ITラボ

現場で使える?無線LANでモデルカーを運転

2009/08/31

無線操縦(ラジオコントロール)の模型飛行機やクルマは、「プロポ」という装置で、専用の周波数帯の電波を使って操縦するのが一般的です。でもこれからは、もっとなじみ深い無線が使われていくかもしれません。

東京・神田にあるサイドフィードが8月26日に公開した「Joker Racer」というシステムは、

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、

 

無線LANでクルマを運転

 

できるものなのです。

モデルカー(模型のクルマ)には無線LAN装置のほか、超小型、省電力型のLinuxサーバーやWEBカメラなどを搭載し、WEBブラウザーによって操縦する仕組みです。

つまり、地球上、インターネットがつながっている場所なら、どこからでもモデルカーなどを運転できるわけですね。

モデルカーに搭載されたWEBカメラやマイクからは、“モデルカー視点”の臨場感あふれる動画が、リアルタイムで送られてきます。

同社では、このシステムで実際に動くモデルカーを用意して、1日当たり25人の一般ユーザーに開放し、インターネット上で運転できるサービスを「β公開」として始めました。

WEBブラスザーでモデルカーを操縦する「Joker Racer」のイメージ画面(画像:サイドフィードのプレスリリースから)

Joker Racerのサイトには、これまで色々な運転体験をした動画がアップされています。また、YouTubeには「3分でわかる Joker Racer」というビデオが公開されています。これを見ると、どんなシステムなのかがよく分かりますよ。

モデルカーにサーバーが搭載されているわけですから、柔軟なシステムが組めそうです。例えば、WEBカメラの向きやズームを制御したり、デジタルカメラを積んで写真を撮ったりすることもできそうですね。

無線LANさえあれば、モデルカーなどを操縦できるこのシステムは、建設現場でも使えるかもしれませんね。例えば、

 

工事中のトンネル坑内

 

に無線LANを敷設し、トンネルのいろいろな場所にオフロード仕様の小型現場点検車を置いておくと、現場事務所のパソコンや本社などから、気になる場所をすぐにネットで見に行けたりしそうです。

海外の現場を日本国内から視察する、といったことにも使えそうですね。あなたなら、どんな用途に使ってみたいですか。

家入 龍太 [ケンプラッツ

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